協会は５月26日（火）午後2時から、横浜市・県民ホール大会議室で、第４回定時総会を開き、平成26年度事業報告と収支決算、それに理事2名の補欠選任を承認しました。理事補欠選任は逝去にともなうもので、大島雅弘氏（協会専務理事代行）、板倉博光氏（横須賀三浦支部）を選出。大島氏は臨時理事会で専務理事に選任されました。平成27年度事業としては、「ガスシステム改革への的確な対応」に向けた情報収集、意見交換、委員会傍聴をはじめとした５重点事業を推進していきます。席上、古川会長は「電力・ガスシステム改革で、間もなく熾烈な顧客獲得競争が始まる。県ＬＰガス業界の総力を挙げて対処していく」とアピールしました。

古川会長、「電気・ガス全面自由化に伴う顧客獲得競争に総力を挙げて対処していく」

　第４回定時総会は、定刻、宇佐美副会長が「開会のことば」を述べて開会。「あいさつ」に立った古川会長は、「電力・ガスの小売全面自由化で、今後は電気とガスによる顧客獲得競争が始まる。ＬＰガスに携わる方々全ての力を結集して対応していく」「横浜市内の都市ガスエリアにある地域防災拠点で、ＬＰガスが常時使用できるようになり、全国初の共同受注・共同販売事例が誕生した」「お客様からの緊急通報を一元化した全国初のＬＰ１１９が今年度からスタートする」「取引の適正化で全Ｌ協から新販売指針が示されたが、私たちの価格は決して高くはないのだから、自分たちの価格がどうできているかを消費者にきちんと説明することが大事である。また、まやかしの安値切替を排除し、適正な競争、適正な価格で販売し合えるようにしたい」と述べました。
古川会長あいさつはこちら（PDF）

■総会議長に高橋秀子氏（厚木支部）
　議事に先立ち、古川会長より定款第21条により議長の選出を諮ったところ、「会長一任」の拍手が多数あり、会長は厚木支部の高橋秀子氏を推薦。高橋氏は拍手多数による議場の賛同を得て、議長に就いた。次いで、司会者より総会への出席状況について「総会員数805名に対し、現在の出席数は153名、委任状提出数は350名、書面議決権行使72名、合計575名である」との報告があり、議長はこれを受けて、「会員数の過半数の出席があるので、定款第22条により本総会は成立している」と報告。
　続いて、議長が定款第25条第2項により２名の議事録署名人の選任を諮ったところ、「議長一任」の拍手が多数あり、議長はこれを受けて、議事録署名人に横浜北支部の坂本富士雄氏と相模原支部の細谷和久氏を指名し、議事に入った。

 

■第１号議案「平成26年度事業報告の承認を求める件」、第２号議案「平成26年度収支決算の承認を求める件」
　議長は議場の承認を得て両議案を一括上程し、事務局に説明を求めた。続いて、議長は監事３名を代表して梶山修二氏に監査報告を求めた。収支決算様式に関する質疑のうえ、議長は賛成挙手多数と認め、両議案は原案通り可決承認された。

■第３号議案「理事2名補欠選任の件」
　議長は事務局に説明を求め、事務局が朗読した役員候補者名簿について、議場の承認を得たうえで一括採決を求めたところ、特に意見・質問はなく、議長は賛成挙手多数と認め、本議案は原案通り可決成立した。
○新理事　大島雅弘氏（協会専務理事代行）　板倉博光氏（横須賀三浦支部）

■臨時理事会で新役員を選任
　本総会で選任された新理事による臨時理事会を開催するため、３時20分にいったん休会のうえ、午後３時35分に再開。事務局より、次の報告があった（敬称略）。
○専務理事　大島雅弘

　このあと、感謝状贈呈、来賓紹介、祝電披露が行われ、来賓を代表して神奈川県安全防災局局長の和田久様、ＮＰＯ法人神奈川県消費者の会連絡会代表理事に今井澄江氏より「祝辞」（別掲）をいただいた。

【祝辞】神奈川県安全防災局局長　和田久様 「災害時・平時問わず、“地域社会と一体になって安全安心”提供を」（PDF）

【祝辞】ＮＰＯ法人神奈川県消費者の会連絡会代表理事　今井 澄江様 「消費者と事業者が“信頼し合える適正な販売と価格”で貢献を」（PDF）

　 午後４時、関口副会長が「閉会のことば」を述べて、第４回定時総会は閉会した。