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公益社団法人神奈川県LPガス協会 第9回定時総会を開催

令和2年度は、GHP・災害バルク提案、119事業、取引適正化を重点推進

 

協会は6月4日(木)午後2時から、協会会議室で「第9回定時総会」を開き、令和元年度事業報告と同収支決算を原案通り可決承認しました。任期満了に伴う役員改選では、髙橋宏昌氏を会長、宇佐美雅彦氏、関口淳也氏、細谷和久氏、松山利治氏を副会長、大島雅弘氏を専務理事にそれぞれ再任。若林比呂之氏(副会長)が退任しました。

 

髙橋会長は就任あいさつで、「私は2年前の就任時に、“確実な継承と緩やかな改革”を進めたいと申し上げましたが、行政訴訟には控訴し、また新型コロナウイルス問題が勃発し、協会活動は厳しく不安な状況におかれています。でも、今朝の新聞にあったように、“さあ、やるべ 商売、七転八起”です。私たちの役割でありプライドでもある”街々の行燈”となれるよう、ともに力を合わせて乗り切っていきましょう」と呼びかけました。

 

 

令和2年度は、重点事業(令和2年度事業計画 【PDFファイル】参照)として、①国の補助金制度を活用したLPガス普及対策として、公立小中学校(普通教室、体育館)へのGHPエアコンの導入と、行政機関への災害対応型バルク補助金制度の活用、公用車へのLPガス車の導入提案、②LPガス119事業を中心とした保安対策として119事業の円滑な運用向上、さらに取引適正化対策として「取引適正化指針」に基づいた取り組みを推進。さらに、各委員会で実施する諸事業も積極的に展開していきます。

 

また、執行体制を次のように再編しました。

●常設委員会
・総務委員会(青年部会)
・保安委員会(保安推進部会、災害対策部会、LPガス119部会)
・競合エネルギー販売事業対策委員会(競合エネルギー対策部会、販売事業者部会)
・スタンド委員会(スタンド企画部会、スタンド保安部会)
●専門委員会
・お客様相談所委員会
・中核充てん所委員会

髙橋会長、宇佐美、関口、細谷、松山4副会長を再任

 第9回定時総会は、新型コロナウイルス問題に対応するため、出席者総数を40名程度に抑えたうえ、マスクの着用を依頼。また、窓を開け、椅子間隔を広げるなどの感染防止対策を徹底した中で行われました。定刻の午後1時半、宇佐美副会長が「開会のことば」を述べて開会しました。

 

議長に中嶋千治氏、3議案全て原案通り可決承認


議長に就いた中嶋千治氏

 議事に先立ち、髙橋会長が定款第21条により議場に議長の選出を諮り、川崎北支部の中嶋千治氏(東横化学(株))を推薦。中嶋氏は拍手多数による議場の賛同を得て、議長に就きました。
次いで、司会者より総会への出席状況について「総正会員数720名に対し、出席数は33名、委任状提出数は360名、議決権行使書面提出数138名、合計531名である」との報告があり、議長はこれを受けて「会員数の過半数の出席があるので、定款第22条により本総会は成立している」と報告。
続いて、議長が定款第25条第2項により2名の議事録署名人の選任を諮ったところ、「議長一任」の拍手が多数あり、議長はこれを受けて、議事録署名人に鎌倉逗葉支部の森田宗一氏と相模原支部の齋藤正行氏を指名し、議事に入りました。


第1号議案「令和元年度事業報告の承認を求める件」
第2号議案「令和元年度収支決算の承認を求める件」
議長は議場の承認を得て両議案を一括上程し、事務局に説明を求めました。続いて、議長は監事3名を代表して村山幸壽氏に監査報告を求めました。このあと、髙橋会長から公正取引委員会の排除措置命令に対する行政訴訟の経緯(敗訴、控訴)について補足説明があり、議長は両議案を議場に諮りました。
防災協議会の退会について質疑があったほかは特に意見・質問はなく、議長は賛成挙手多数と認め、両議案は原案通り可決承認されました。

第3号議案「任期満了に伴う役員改選の件」
議長は事務局に説明を求め、事務局が朗読した推薦理事候補者名簿(50名)、推薦監事候補者名簿(3名)について一括採決を求めたところ、特に意見・質問はなく、賛成挙手多数で原案(公益社団法人神奈川県LPガス協会 理事監事及び相談役名簿【PDFファイル】参照通り可決承認されました。
これにより、全3議案の審議を終え、議長は降壇しました。

このあと、本総会で選任された新理事による臨時理事会を開催するために、総会は午後2時半、いったん休会。同2時40分に再開し、事務局より会長、副会長、専務理事、監事、相談役について別掲表の通り報告がありました。

 

髙橋会長、「“街々の行燈”となろう」

あいさつする髙橋宏昌会長

これを受け、再任された髙橋会長は、「新型コロナウイルス問題で、私たちの業界でも自動車用や産業用分野は大きな打撃を受けています。完全な終息はいつになるかわからず、だれもが大きな不安に中にあります」と述べたうえで、「こうしたなかで私たち商人にとって大切なことは、“さあ、やるべ 商売、七転八起”の精神です。私たちの役割でありプライドでもある“街々の行燈”となれるよう、ともに力を合わせて乗り切っていきましょう」と呼びかけました。
このあと、感謝状の贈呈、祝電の披露があり、同3時、関口淳也副会長の「閉会のことば」で終了しました。


髙橋宏昌会長 就任あいさつ

「さあ、やるべ。商売、七転八起」で

 

本日は新型コロナウイルス問題が収束していない中での、定時総会へのご参集、誠にありがとうございます。

今年は定時総会を開催せず書面決議に切り替えるところもたくさんあり、当協会でも5月に行われた支部総会では書面決議に代えたり、懇親会を見送って短時間で終わらせたケースがあったように聞いております。

こうした事態はだれもが初めての経験で、皆様もご商売の中で大変ご苦労をされておられるかと思います。でも考えますと、飲食業界に比べれば我が業界はまだ恵まれているのではないでしょうか。また、業界のなかでも、スタンド分野は前年対比8~9割減、卸売の関係では、産業用の需要がこれまた前年対比8割減とかになり、死活問題となっています。

こうした状況の中では、我が業界も安穏としてはおられません。完全な収束は果たしていつになるのか、だれもが非常に不安ですが、それでもなお期待をもって商売をやっていかなければなりません。

たまたま今朝の新聞で見たのですが、「さあ、やるべ藤沢」という見出しがあり、写真にある駅前ビルの壁面には「商売、七転八起 ふぅ」という懸垂幕が写っています。商売というものは本当に大変で、7回も転んで苦労を重ねますが、8回目には立ち上がります。これが本当の商売だと思います。

私が2年前に会長を引き受けたときのキャッチフレーズは、古川前会長からの「確実な継承」と、私たちによる「緩やかな改革」でした。改革する、新しいことをやる…そうしないと生き残れません。

私は行政訴訟という大きな宿題と引き継ぎました。結果的には皆様の期待にそえていませんが、これは勝ち負けではなく、商売に対する私たちの姿勢を見せる大きな一石であると思っています。

同じく2年前に、「街々の行燈となれや小商人」というお話をしました。暗い街々の中で小さな灯りをつけるのが私たち商人です。これは商売をやっているものとしての役割であって、宿命です。微力ではありますが、引き続きがんばらせていただきますので、皆様方のご協力をぜひよろしくお願いいたします。

今日は新支部長さんを中心にご出席いただきました。17支部のうち、新支部長さんが半分以上おられます。総会は静かに進めばいいということでもありません。質問が出ることは、問題意識が高い表われですし、また質疑を通じて会員相互の理解も深まります。

本日お見えの方々は、それぞれの地域におけるリーダーです。私たちの仕事や活動は地域の活性化につながります。そうした役割にプライドを持ち、活動を進めていっていただきたいと思っております。難しい新年度になりましたが、「さあ、やるべ。商売、七転八起」の精神でいけば、なんとか乗り切れるはずです。全員の協力によって当協会の隆盛を勝ち取っていきましょう。

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