令和6年度中核充てん所稼働訓練を実施
10月26日(土)中核充てん所稼働訓練を(株)エネアーク関東神奈川支店(厚木支部)で実施しました。訓練は地震発生後の①構内設備確認・充填機の再稼働、②外部との連絡・共通バーコードを使用した代替供給訓練、③散水訓練の3部構成で実施。訓練実施事業者など関係者46名が参加しました。
訓練開始に先立ち、髙橋協会長は「災害はいつ発生するかわからない。地震だけでなく台風・豪雨にも備える必要がある。地域や県民のために尽力を継続していただきようお願いしたい」と述べ、続いて室越副協会長は「災害発生時には、被災者の役に立てるよう中核充てん所が円滑に活動できるようにしておく必要がある。有事に備えての訓練は重要であり、しっかり機能できるように万全の備えをしたい」と中核充てん所の存在意義を強調しました。(株)エネアーク関東前原社長は「自然災害が多発している昨今、中核充てん所の役割はますます重要になっている。本日は日頃積み重ねてきた成果を披露したい」と述べました。
![]() 髙橋協会長あいさつ |
![]() 室越副協会長あいさつ |
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![]() (株)エネアーク関東 前原社長あいさつ |
訓練は、震度6の地震が発生したという想定の下、非常用電源の確保、充てん機能の確認と再稼働の実施。代替供給訓練は、病院など優先施設へのガス供給を途絶えさせないため代替供給を受け入れるというもの。配送車の誘導、容器への共通バーコードの貼り付け、代替充てんを行いました。最後に隣接設備の火災延焼のリスクに備え、タンクへの散水訓練を実施しました。
![]() 会場入口 |
![]() 看板 |
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![]() 会場全体 |
![]() 会場全体 |
![]() 訓練の様子 |
![]() 訓練の様子 |
![]() 訓練司会 谷亀氏 |
![]() 衛星電話を使用 |
![]() 共通バーコードによる供給訓練 |
![]() 配送車へ積み込み |
![]() 配送車へ積み込み |
![]() タンクへの散水訓練 |
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訓練の総評を神奈川県くらし安全防災局防災部消防保安担当部長の大場氏は「万が一の災害に備えていただいていることは大変心強い。訓練で得た気づきや課題を次回以降の訓練や災害時に生かしていただきたい」と述べました。
![]() 神奈川県くらし安全防災局防災部消防保安担当部長 大場氏 総評 |
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