協会は、行政、関係団体との交流や連携を深める目的で、1月24日（火）正午から、横浜市・横浜ベイホテル東急で「平成29年新春交流会」を開催しました。席上、古川武法会長は「電力・都市ガスの小売自由化の中で、ＬＰガスが選ばれ続けるためには、消費者から信頼を勝ち取ることが大切であり、それが生命線となります。全会員挙げて地域コミュニティーとのつながりを深め、ＬＰガスの存在感を高めていけば、未来が開けてくると確信しています」とあいさつしました。

「地域コミュニティーとのつながり深め、存在感を高めていく」

第７回目となる今年の新春交流会には、黒岩祐治県知事、森正明県議会議長、田久保憲彦資源エネルギー庁石油流通課企画官をはじめ、多数の行政、国会議員、県会議員、ＬＰガス・高圧ガス団体、消費者団体関係者などにご出席をいただき、杉岡芳樹副会長による開式の辞でスタートしました。出席者数は前年とほぼ同数の234名になりました。

　主催者あいさつに立った古川会長は冒頭、昨年10月に公正取引委員会から受けた立入検査に触れ、「ＬＰガスでは唯一である公益社団法人としての姿勢と活動を丁寧に説明し、理解を深めていただくよう努めている」と紹介。
　そのうえで、「ＬＰガスが災害に強いことは東日本大震災などでも実証されており、災害時のライフラインを確保するため、都市ガスエリアの公共施設や医療機関においては平時からＬＰガスを利用していただきたい」「電力・都市ガスの小売自由化で家庭用エネルギー市場は大きな変革を遂げようとしているが、この中でＬＰガスが選ばれ続けるためには消費者の信頼を勝ち取ることが重要であり、信頼こそがＬＰガス業界の生命線であると考えています」と強調。「地域コミュニティーとのつながりを一層深め、ＬＰガスの存在感を強めていていけば、必ずやＬＰガス業界の未来が開けてくると確信しています」と結びました。

黒岩知事　「協会と大きなスマイルをつくっていきたい」

　続いて、黒岩県知事と森県議会議長、田久保企画官から「来賓あいさつ」をいただきました。
　この中で黒岩知事は、「神奈川県は年頭に、皆が笑顔でいられる100歳を目指し、“スマイルかながわ”というメッセージを発信しました。そうした中で、皆様には高齢者一軒一軒の見守り活動をやっていただいているし、大きな災害に立ち向かうための連携・協定を県と結んでいただいています。今後とも協会とともに大きなスマイルをつくっていきたいと考えています」と述べました。

森県議会議長　「今後とも県政の力強い推進にご尽力ご協力を」　

　また、森県会議長は「皆様には日ごろから、さまざまな情報の提供であったり、相談事業であったり、あるいはＬＰガス災害の防止について、地元や協会で大変ご尽力をいただいています。我々県会議員、県議会も、皆様の貴重なご意見をいただきながら、県当局に対して適宜政策提言をしながら進めておりますので、今後とも神奈川県政の力強い推進にご尽力ご協力いただくようお願いします」とあいさつ。

田久保企画官　「エネルギー自由化の中、“志の高い協会・会員”に期待」

　さらに、田久保企画官は「協会と会員の皆様に私が抱いている感謝の気持ちをお伝えする機会をいただいてありがとうございます。神奈川県は国が進めてきたＬＰガス小売ガイドラインづくりにご尽力いただくとともに、公共施設へのＬＰガスの設置促進、さらに事故防止にも率先して取り組み、それを具体的な数字で示しておられるからです。神奈川県は最もエネルギー競争が激しいところですが、志が高い協会と会員の皆様が、エネルギー自由化の中でどんどん強くなっていかれるよう願っています」とエールを送りました。

平成29年新春交流会　来賓（敬称略）

各種団体	団体名	役職名	氏名
行政機関	神奈川県	知事	黒岩　祐治
	神奈川県議会	議長	森　正明
	資源エネルギ－庁資源・燃料部石油流通課	企画官	田久保　憲彦
	神奈川県安全防災局	局長	和田　久
	神奈川県安全防災局工業保安課	課長	穂積　克宏
	横須賀市消防局	局長	中村　照世志
	三浦市消防本部	消防長	亀井　隆宏
関係団体	神奈川県地域婦人団体連絡協議会	会長	松尾美智代
	NPO法人神奈川県消費者の会連絡会	代表理事	今井　澄江
国会議員	衆議院議員		上田　勇
	衆議院議員		福田　峰之
	参議院議員		中西　健治
県会議員	参加者　２５名