「今一度考えてみよう！　災害・防災のこと」と呼びかけ
８月31日・９月１日、初の「防災フェスタ2019」を開催

「今一度考えてみよう！　災害・防災のこと」。協会はこう呼びかけて、「災害に強いＬＰガス」への理解を深めてもらう一般消費者向けのイベント「防災フェスタ2019」を、８月31日（土）と防災の日の９月１日（日）、横浜・みなとみらいにあるクイーンズスクエア横浜の１階イベント広場「クイーンズサークル」で開催しました。両日とも、都市ガスエリア内にあるものの、ＬＰガスを常備して災害対応力を高めている横浜市内の各２校の吹奏楽部が演奏を披露。また、「ＬＰガスクイズ大会」「大じゃんけん大会」なども行われ、買い物や観光などで通りがかった親子連れなどが大勢来場して盛り上がりました。

令和元年期し、屋内で独自に開催

協会は過去10回、横浜赤レンガ倉庫イベント広場で開かれている「横浜防災フェア」に出展してきましたが、令和元年を期して「屋内開催」「協会主催」へと変更しました（後援：横浜市総務局、協賛：ガス機器・供給機器メーカー計５社、関係２団体）。

開催時間は午前11時から午後５時までで、初日は演奏が始まる午後２時、髙橋宏昌会長が主催者あいさつに立ちました。

髙橋会長、「ＬＰガスを身近に感じ、良さを知ってください」

髙橋会長は「皆さん、こんにちは。ＬＰガスはプロパンガスという呼び名の方がお馴染みかと思いますが、都市ガスが網羅されているこの横浜市でも、けっこう多く利用されています。なぜかと言うと、大きな災害が発生すると、都市ガスは寸断されてしまいがちですが、ＬＰガスは個別供給なので軒先の容器に備蓄があります。そのうえ、災害発生後の点検・復旧に機動力があるからです。このイベントを通じ、ぜひＬＰガスを身近に感じ、その良さを知ってください」と話し、まずＬＰガスのメリットを紹介。

そのうえで、「タクシーのほとんどはＬＰガスで走っています。“えるぴーガス　しってる？クイズ”に答えると、こども免許証を発行してもらえますよ。また、ＬＰガスクイズ大会や大じゃんけん大会もありますので、楽しんでください」「横浜市では、有事を想定して、約80校において普段からＬＰガスも使用してもらっています。万が一のときは、防災拠点となって、避難された方々に炊き出しなどが行えます」「ガス機器は、より使いやすく、より安全になっています。会場では最新の製品を展示していますので、古くなっているご家庭はお取り替えをご検討ください」などと呼びかけました。

ＬＰガス常備の中・高校演奏が大好評

会場設営にあたっては、入り口に、「大画面モニター」を配置して業界・協会の防災対応力などを紹介。また、会場正面上部に「災害に強いＬＰガス『防災フェスタ2019』（～今一度考えてみよう！　災害・防災のこと）」を掲げるとともに、ステージ手前に大看板「災害に強いＬＰガス」を配置。さらに、「こども免許コーナー」、最新コンロを紹介する「新商品コーナー」、ガス発電機やガス衣類乾燥機、ガス警報器などを紹介する「協会コーナー」などを設けました。

大好評だったのは、やはりプロムナードに響き渡る吹奏楽部の演奏。初日に笹下中学校とみなと総合高校、翌日に港南中学校と六角橋中学校がはつらつと披露し、大きな拍手が送られました。

ＬＰガスを知ってもらう「クイズ大会」も

それらの合い間に行ったＬＰガスクイズ大会も好評でした。宇佐美雅彦副会長と機器メーカー担当者から、次の５問が出され、子どもたちが次々と答えました（カッコ内は正解）。

吹奏楽部の演奏後は、吹奏楽部の生徒たちも交えての大じゃんけん大会。正解者はボンベをかたどったお菓子詰め合わせをゲットしました。